【2008年2月1日(金)】 「キャプテンシー」 バスケで背番号「4」はキャプテンナンバー。チームの主軸であり、最もキャプテンシー(captaincy)の高い選手がつける番号だ。“背番号4”というだけで「あの選手はバスケがうまい。気をつけろ!」となる。そんな不思議な番号であり、魅力のある憧れの番号だ。他のスポーツではポジションと背番号が連動しているものもあるが、バスケは連動していない。 チームが円滑に運営されるために、キャプテンの選任は重要なことだ。バスケが上手だからなれるというものではない。やはりキャプテンシー(チームを統率する力、指導力)があるかどうか、また、それが高いかどうかだ。メンバーからの支持、信頼、信用があるかとも関係するし、小学生の場合、バスケが上手かどうかも影響すると思う。チームによってはキャプテンを子供たちで相談して決めたり、卒団生が次期キャプテンを選任したりするチームもあるようだ。味生の場合は近年私が任命している。なのでキャプテンの選任ミス=コーチのミスとなる。 新キャプテンが決まり2カ月が経った。小学5年生の小さな子供だ。彼女はこれからいろんなことを体験し、体感し、いろんな壁にぶつかりながら成長していくだろう。時間の経過と共にバスケの上達はもちろんのこと、キャプテンシーをどんどん高めていってほしいと思う。無限の可能性をもった新キャプテン、のびのびと自分の力を発揮し、日々磨き、成長していってほしい。私も最小限のサポートをしながら見守っていきたいと思う。